20110529

純粋個人雑誌『趣味と実益』の取扱店が増えております!



【『趣味と実益』取扱店】
模索舍さん(オンラインショップあり)
Irregular Rhythm Asylumさん
茶房 高円寺書林さん
Lilmagさん(オンラインショップ)
トンカ書店さん
貸本喫茶 ちょうちょぼっこさん(来月から)

また、ご感想もツイッターやFacebookなどでいくつかいただいております。
田中秀臣さんはブログに書いて下さいました、ありがとうございます!

20110521


純粋個人雑誌『趣味と実益』を新宿の気骨ショップ「Irregular Rhythm Asylum」さんと「模索舍」さんにご紹介いただくべく、「wearable ideas RLL」主宰者のひとりであるハーポ部長さんとお会いしました。
部長とは、mixiで何年も交流していたにも関わらずお会いした事がないという不思議すぎる関係だったのですが、とうとうお会いしたその理由がわたしのミニコミ販路開拓という、これまた不思議な因縁。
まあ、毎日の放射線量が発表される昨今ではもう不思議なんざ何も残ってないのかもしれませんが。

納品用のマルクスやダダカンのTシャツをいっぱい詰め込んだリュックを背負って自転車をひく部長に連れられて伺った「Irregular Rhythm Asylum」さんは、とても複雑な場所にありながら(新宿御苑駅で集合のはずが新宿三丁目駅と間違えるようなわたしには難易度高し)とてもアットホームなスペースで、店主の成田さんにも親切にしていただき、お茶をいただいたりして、すっかりリラックスしてしまいました(「Lilmag」に並んでいるあれこれも見かけました)。
こちらには10部置かせていただくことに。

それから、ぶらぶらと御苑方向に向かい、御苑の門のすぐ目の前にある「模索舍」さんに伺いました。
以前、「模索舍」さんの経営が危ないイベントのようなものに行ったことがあったものの、お店自体は初めてだったのですが、想像よりこじんまりしていて、想像よりきれいな(!)印象。
こちらでは、サイトに載せる紹介文などを書き、10部お願いしました。

その後、何度か話題に出た「Café★Lavandería」さんで一休み。
店内では、やはり反原発の話題が多いようでしたが、わたしはお店の方と音楽の話などでしばし盛り上がりました。
寝てばっかりの猫4兄弟もかわいかったなー。
この3軒は、いわゆる「東京なんとか」ツアー(ミニコミ「東京なんとか」を扱っているお店を巡るツアー)とでも言うべくもののようです。
お店を出た後は、高円寺素人の乱「なんとかバー」の救援飲み会に行くという部長と分かれて帰りましたが、すべてがなんとも新鮮な体験でした。
今日のために初めて納品書を買って2枚書いたのも、一人前のミニコミ人(ってなんだろう)になったようで嬉しかったです。

とまあ、右も左もわからないミニコミ生活のスタートですが、これからもいろんなところに伺って置かせていただこうと画策中。
遠かったり、お時間がなくてお店に行けないという方には個人通販も承っております。
ブログ左上のPROFILEのアドレスにメールくださいませ。


【『趣味と実益』を見て買えるお店】

Irregular Rhythm Asylumさん
模索舍さん
(帰宅したら『趣味と実益』専用ページができていました、感激!)

ハーポ部長にこの場を借りてお礼申し上げます。
この度は大変お世話になりました、ありがとうございました!

20110515



こんばんは。
唐突ですが、本日5月15日、純粋個人雑誌『趣味と実益』を創刊しました!
いわゆるミニコミ(個人誌)でして、テーマはずばり「自分中心主義」。
……というと悪い意味でのエゴイズム助長かと思われるかもしれませんがそうではなく、高度情報化社会に飲み込まれないための生き方のひとつで、他人の意見や思惑に振り回されないよう、自分の体験したこと、感じたことに集中する主義であります。
とくに震災が起ってからは、痛ましいニュースや放射能への不安が間断なく届き、情報を消化しきれない方も多いことと思います。
そういうときは、遮断するのもひとつの知恵です。
自分の心の声に耳を傾けて、自分をもっと大事にすれば、混乱も自ずと解けてくるもの。
短い人生、他人の意見や自己顕示欲に振り回されて終わりたくないではありませんか。
知る権利と同時に、知りたくない権利も守ろう!
やりたいことをどんどんやろう!
そういうテーマであります。
(実は企画は2月末に思いついて3月から着手していたので、震災前からのテーマなんですけどね)

内容は、平安時代から現代まで落書(らくしょ)の歴史を総まくりする「落書」、明治の奇人に自分中心主義を学ぶ「明治奇人生活誌」、兎吉(ぬいぐるみ)のお見合い相手募集の「つりがき」、電話にまつわる奇妙な話を集めた「電話奇譚」、初めての場所を探検する「剽碌お目見得探検」、言葉で現代を探る「当世流行語辭林」、その他「不真面目広告」「自分中心俚諺集」漫画「すかたん商會」などなど。
A4、20ページ、モノクロコピー、500円です。
この値段は、雑誌の値段というだけでなく、自分中心主義への賛同であり、わたしへの後援の意味もあります。
簡単にいえば生活費です。
なので、割引もありませんし、貸借り厳禁であります!
ちなみに、明治時代、辻々でバイオリン片手に風刺歌を歌っていた演歌師はザラ紙に印刷した歌詞を売って生活していましたが、通りがかりの人が投げ銭をすると「乞食ではない。歌詞を売っているのだから歌詞を買え」と怒ったといいます。
わたしも演歌師の気持ちで売り歩こうと思っています。

ちなみに、15日創刊といいましてもまだ販売ルートが未定であります。
(14日に2525稼業のライブでプレ販売をしましたが)
たぶん、ネットショップやミニコミを置いて下さるお店にお願いしたり、ライブやイベントで売る予定ですが、詳細が決まり次第こちらに告知します。
いち早く入手したいという奇特な方は、profileにあるアドレスにメールいただければと思います。
今後は3ヵ月に1冊くらい出して行こうと思っております。
純粋個人雑誌『趣味と実益』、どうぞ、ごひいきに。